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No.4

■今振り返るFate/stay nightアニメ

 まずはじめに、この記事はFGOを始めて間もない頃(2017年)に見た感想をサルベージしつつ、原作(PC復刻版)もプレイ済みの状態+最近の型月作品の話も交えて大幅に書き直した記事です。

 TVアニメDEEN版stay night、結論から言うと良かったと思います。ただ2006年のアニメなのでさすがに古さを感じました。
 序盤の学校などの日常シーンはいかにも昔のギャルゲーってノリだった。まあ部分的にはそういうジャンルでもあるし…。でも藤ねえ出てるコミカルな場面も最近(衛宮ごはんなど)はこういうノリじゃないよね。

 これはどうしようもないんだけどFGOをやってたら(やってなくても作品の規模が大きくなりすぎた為)英霊達の真名など分かっているから、セイバーがエクスカリバー撃って一人目のサーヴァントを倒して、セイバーの真名知るのに1クールもかかったのは冗長に感じました。でも当時原作知らずにリアルタイムで見てたらテンション上がる展開だったと思うので、あくまでも今の感想かもだなー。

 ufoのFateシリーズに比べると残念な出来みたいに言われてたのでどんなんだよと思って見てみたら、全然そんなことはありませんでした。確かにufoに比べるとパッとしない気がしますが、当時のアニメ基準でいうと充分作画綺麗だし概ね原作通りですよね。実際めちゃくちゃDVD売れたみたいですし、それも納得です。権利関係が別だから紹介されづらいだけなのに、それを公式から黒歴史扱い受けてると誤解されてるのはよろしくない。型月展では紹介されてるから黒歴史ではありません。

 内容はアニオリキャスター編の追加が一番大きく、あとは細かい違いや省略された部分があるくらいで、原作プレイした時アニメ想像以上に忠実だったんだとビックリしました。ゲーム原作って別物になりがちだしさ…。さすがにエロゲシーンも全年齢に変わっていましたが。
 原作だとキャスターはセイバールートだとチラっと出てギルガメッシュに倒されて何だったの今の!?って感じだったし、桜ちゃんも冒頭だけで終わってしまうので、そりゃ他ルートの話も混ぜつつオリジナルで出番作るよ…って感じ。DEEN版は他ルートのアニメ化決まってないのに対して、ufo版のUBWはHF決まってて他ルートのフォローがいらなかったから、それで比較するのはフェアじゃないなーって思います。
 それと今の時代の価値観だと「セイバーは女の子なんだから戦っちゃだめだ」がちょっとダルい。これは士郎が惚れた女にだから言ってしまうんだなってのもあとから分かってくるんですけどね。逆にHFの桜ちゃんは非処女だったり黒桜部分が当時あまり受け入れられてなかったのに、今は人気になったのも時代だなーって感じます。UBWは凛ちゃんが自立してるから今後も評価安定してそう。

 マーリンやモードレッドが違うのも今見ると面白い点ですね。割と普通の槍のロンゴミニアドとか。今のロンゴミニアド、モーさんの腹にでかい風穴あけてるもんな…。そういう変貌があることに対して、声優陣がDEEN版から今までほぼほぼ変わってないところがまたすごい。あと桜ちゃんの例のボンテージ、LB7のキングプロテア・オルタでもボンテージ着せてるから本当にやりたかったことだったのね…って驚きがある。
 そしてラストのベディヴィエールが王を看取る場面で泣いてしまったよ。これに関してはFGO6章プレイしてからのが感動するんじゃないかなぁ…。原作プレイした時も同じ場面で号泣した。もちろん士郎との愛と答えを得て安らかに眠るアーサー王への感動もあるんだけど、聖剣を返したベディ…ってなっちゃったんだわ。

 いつかufo版セイバールート作られる日が来たら設定や映像などアップデートされて、DEEN版今以上に咀嚼し辛くなりそうなのでノイズが少ない内に見ておいた方がいいかもしれません。今からすると古く感じるだけで名作なのですから。私もまた見返したいです。

#型月感想

型月関連,staynight,アニメ


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