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■Fate/Samurai Remnant(2~3周目+αクリア感想)

◆2周目(等々力→土御門→壊さないルート/可惜夜に希う)
 本当は1周目と逆の川崎大師→アサシンルートに行きたかったのですが、逸れのセイバーとちゃんと知り合いになるには等々力→土御門にしないといけなかったのでそれを優先に。
 staynightのようにある地点から思いっきり話が変わるというよりは、他の陣営視点のお話が見れたりセリフに追加があって、終盤ルートが変わる感じ。あと大怪異退治。
 他陣営の視点見れるのはかなり楽しく、弓陣営で猫や犬撫でられるのは嬉しい。崖登る時鄭さんが棒高跳び方式で飛んで、アーチャーに手引っ張ってもらうのスクショ撮った。
 殺陣営はアサシンが犬猫撫でてくれないのが残念。小さき命を傷つけてしまうから…? (これは3周目でしたが)崖登る時お姫様抱っこするからスクショ撮った。
 逸れのバーサーカーの体育座りもかわいかったからスクショ撮った。2周目以降はこういうのおもしろすぎる。

 土御門を倒すルートってあんまり爽快感ある展開じゃないんだね。ドロテアさん亡くなってしまうのショックだったわ。
 逸れのセイバーの活躍は満足なんだけどなー!素顔がイケメン(ラノベの青年主人公感がすごい)だし、奥さんへの愛が強いし。ライダー戦で助けに来た時「旭将軍仮面様!?(タキシード仮面様!?)」ってなりました。逸れのセイバー日常ではめちゃくちゃ天然そう。
 こっちのルートだとライダーの倒され方の感情が違ったな。別のルートだとセイバーの宝具の光を見て浄化、こっちだと悪鬼滅びるって雰囲気。

 最後の選択肢、盈月の器は壊さないを選びました。だって壊すにしたら前と同じになるかもだし。(※ならないよ)
 このルート終わった時愕然としましたよね。1周目からそれの片鱗があって2周目ではかなり明確にありましたが…。士郎とは違い愛する女性がおらず、完全に戦うことが目的のスパークスライナーハイ(HFのENDの一つ)が近いような気がしました。
 これが一番心に残るEDになるんじゃないかな。こっちのルートだとキャスターがよくわからんまま終わるわね…。


◆2.5周目(若旦那ルート)
 若旦那ルートってなんだよ。臣下になるを選ぶ時合計4回くらい確認されるので笑う。そんなしつこい事ある!?ある意味一番のハッピーエンドなのでは。これがあるんだったら愛豚ルートもあってよくないですか。


◆3周目(川崎大師→アサシン→壊さないルート/可惜夜に希う)
 川崎大師に行く方ってシナリオを埋める意味では必須だけど、儀式の調査としては外れですね。川崎→アサシンはドロテアお嬢様カワイイルートだわ。

 このルートだとED自体は2周目と概ね同じなんですが、ランサー陣営のラストと正雪の気持ちが1周目と違ってたし、キャスターなんだったんだよ…が鄭さんにも言われててちょっと笑った。
 2周目でも見れなかった異傳見れたしやって良かったのは間違いないんですが、キャラクターの行動が他のルートに比べるとガバガバチャートっぽいような印象です。


 ゲームとしてはここら辺までやり込んでもまだ屋台の食べ物食べきれてなかった。私2周目まで金策に気付づけなくて1周目テイクアウトしかできなかったので、それが後に響きました。だって仏像を売って稼ごうとしたら魔術工房の強化素材にいるっていわれて、売っちゃダメなんだーってなったんだもの。仏像以外の売却用アイテムは売っていいし、強化終わったら仏像も売って良いよ。あと赤坂の屋台も早めに食べきらないと駄目よね…。

 大江戸稼業、魔術で敵を倒すのと空中攻撃で敵を倒すと応刀も全然捗らない。仏像コンプと英霊魔刃は全クリ後も終わってないです。
 3周目にもなると逸れの誰がどのタイミングで脱落するかも分かってくるので、先に落ちる人を優先でスキルマにしたりした。スキル上げ素材余りまくってるんだけどDLCで使えたりすると良いなぁ。


◆「可惜夜に希う」の伊織くんとセイバー
 どう解釈していいのかとても難しい。バトルジャンキーでも義の心はあると思ってたんだけどそうではなかったのか。社会の中ではそっちの方がいいから社会性ある振りをしているだけ/斬るために他人を理解する為なのか。斬りたいと思っていても殺人鬼というわけではないと思う。あのまま生き残ったとしても誰彼構わず斬らないでしょ。
 今まで我慢できてたけど盈月の儀で強者と対峙することで我慢できなくなってしまっただけで、最初から全部そうだったわけではない気がする。自分は元々こうだったんだよって言い聞かせる為というか。嘘でもないが真実でもない。豚になった時のリアクションや紅玉が豚になった半笑いになってたの素だと思うしね。
 中立・中庸だったのが中立・悪になったような印象がある。正雪先生からは秩序・善だと思ってたら混沌・悪だったようにみえてるんだろうか。

 伊織くんのラスト、本能の部分では全力で戦えたのが満足かつ負けても仕方ないと思える相手だし、理性の部分では自分を理解してくれる友人に止めて貰えてよかったのかな。セイバーの願いは背中を預けて戦える友がいて大切な人と過ごすことだったのかな。他のルートも伊織とは友だけど、このルートだと表も裏も知った先の友だと感じました。

 メリーバッドエンドではなくてビターエンドだったなぁ。まだあんまりうまく咀嚼できてないので時間と他の燃料が必要だわ。

#型月感想

型月関連,サムライレムナント

■サイト少し手直し

 サムレムの感想書いてスマホからも確認しようとしたらサイトが閲覧できず。PCやiPadからは見れるのでいろいろ調べてみたところ、SSL証明書を設定すれば解決しました。これ別にここのサイトで通販して住所や口座聞いたりするわけじゃないんだから、いらなくねえかと思ってたんだけど、Googleが厳しくなったみたい。こういうのめんどくさいですね。
 ただ旧サイトは駄目かもしれない。弄ったらスタイルシートが反映されなくなる。でももうそんな見てる人もいないしいっか。気が向いたらなんとかするかも。

 あとはMisskeyのアドレスを載せたのと、本当に釈然としないんだけどX(旧Twitter)表記にしたりしなかったり。何があるかわからないのでTwitterが駄目になた時はMisskeyに行く予定です。こっちも何か投稿したいんですがTwitterあると改めて書くことなくて。ジャンル分けも愚痴垢も興味がないから参った。分けるようなジャンルもないが…。

 それとこのmemoのスキンも変えてみました。見やすくなったんじゃないかな?今回の更新でセキュリティと視認性上がったと思います!ログもまとめろ。

#おしらせ

おしらせ

■Fate/Samurai Remnant(1周目クリア感想)

 とりあえず1周目クリアしました。(分岐点は等々力・アサシンを追うを選びました)
 物足りないし、これで終わり?って描写も多かったので早速2周目プレイしたいところです。なのでネタバレは控えめ。

 シナリオはボリュームも内容も良かったと思います。あまりひねくれた内容ではなく王道、でもFateってところでしょうか。
 FGOだとメインやイベントごとにクオリティ差や好みがあって、うん?って思う事もあるのですが、特にそういうのは感じませんでした。主人公の伊織くんが礼儀正しいし、他も真面目で律義な人多かったからかな。余計な茶々入れがない。
 しいて不満をいうならもっと見たいくらいだけど、それも2周目以降とDLCもあってある程度解消されそうだし。

 伊織くん義の心を持ってるけどバトルジャンキーだよね。「生まれる時代を間違えた」って2回目に言われた時、これそのままの意味じゃないなと。信勝が平和な時代に生まれていたら姉上と仲良くそして民に慕われる大名として生きられただろうってタイプなんだけど、伊織くんは戦国の世で戦いに明け暮れてる方が適正あったタイプよ。

 セイバーがわんこ系でかわいい。アルトリアと牛若丸と何かを足して割ったようなそうでもないような。
 性別は、最初の方でキレイな女の人とか言われてたし本人も特に否定していなかったので、そもそも制作陣は迷わす気すらなくいつもの調子で女体化偉人出して来たのかなーと思ったのですが、途中で「え…どっち??」ってなってしまった。そんなことある…?マテリアルには記述してあるのかもしれませんが通常版買ったので謎です。デジタルアートブック買えばいいんだろうか…?

 伊織くんとセイバーがずっと友情!相棒!で、トゥンク…な場面がなかったのも結構驚いたし新鮮に写りました。軽率なマスターラブあんまり好きではないのでよかったかも。苦手なのはメインシナリオで敵だったのにカルデアに来たらマスターラブになるやつだけで、この二人くらい絆がしっかり描かれていれば恋人になっても構わんのですが。


 全体的に真名は概ね発売前に予想されてた通り(多分)、または聞いてもわからん…って感じでした。キャスターは知ってる人少ないと思う。逸れのバーサーカーは最初わからなかったけど、Wikipediaみてたら某聖人漫画の小ネタで出てたのであれか~となった。雰囲気的にスパさんのような剣闘士だと思ってたよ。
 他の陣営のサーヴァント達の感想一旦書いてたんですが、半数が1周目じゃ達成率低かったので詳細は終わってから書こうと思います。

 今回一番好きになったのはアーチャーです。美青年だし性格もかっこよすぎる。マスターとの関係性もとても好ましく、彼のクライマックスが一番心に残ったかも。
 武蔵ちゃんは明るいし一緒にいてくれると心強い師匠でした。武蔵ちゃんある逸れのサーヴァントの事を知っていた風だったので、ちゃんとカルデア経由してるんだなと思えるけどそれを話題にしないのがいい塩梅。武蔵ちゃんから見たら逸れ含め半数の真名分かるだろうに、野暮な事(真名チクリ)しないの偉いよね。

 逸れのサーヴァントたちお馴染みの面が多いので、逸れの〇〇から真名に変わる時ちょっと笑う。知ってる速報。
 新キャラ(?)の逸れのセイバーはまだ後半会えてなくてどうなったのか全く分からないのですが、明らかにあの人の旦那さんだわ。悪鬼許さん!いい鬼もいるのに!が見ててフフってなりました。お馴染みのサーヴァントも出会えると嬉しいですが、知ってるサーヴァントの関係者(新顔)が一番テンション上がるかも。

 若旦那のお話進めてたら気に入られて臣下になるか問われて一旦断ったんだけど、次買い物に行ったら一番上の選択肢に「臣下になる」があって連打してたらどうなってたんだろ。でもなるを一度は選んだ方がいいっぽい??私織田家臣の者なのですが…。
 若旦那相変わらず子供達に優しくて好きだわ。ミヨちゃんは美々ちゃんのご先祖様だったりしません…?名前とポジション的に。


 ゲーム的には大問題のチュートリアルバトルでしょうか。あれ初日殆どの人がチュートリアル死してなかった?私も死んだわ。負けイベなら負けイベの扱いにしてゲームオーバーにならないようにしてほしかったです。戦闘でゲームオーバーになったのはそこくらいで、あとは回復・スキル上げなどをしていけば大丈夫でした。

 他でゲームオーバーになったのは2回目の霊地争奪で時間配分ミスくらいですかね。初回は聖杯戦線と変わらんような移動と戦闘だけだったのですが、2回目以降は敵がワープしてきたり、別のルートが生えてきたりするのでめちゃくちゃ難しい!でも難しいのは2~3回目だけであとのだと伊織くん側も対策方法が増えるので余裕かも。

 ミニゲームは本当にミニ。ボタンをタイミングよく押す系なのですが、やたらと難しいです。若旦那の像作るのがこのゲームで一番難しいんじゃないのか。詰んだけど王の慈悲により許していただけた。
 ミニゲームはもう少し凝ったのあっても良かったと思う。賭場でチンチロリンや花札くらいのやつ。時代背景的に「龍が如く見参」思い出すしやってみたくなるんですよね。序盤は金策、後半は素材に困るし入手手段他にあっていいと思った。

 UIや操作性は慣れたら気にならなくなった部分と、もう少しここがこうなれば…という部分があります。
 グラフィックについても慣れたら気にならないですが、switchだと背景荒いかも?キャラなどは問題なかったです。そこら辺に拘りがある場合はPS5版を選ぶことをおすすめします。


 Fateシリーズが好きな人は楽しめると思います。ギャルゲっぽい要素はないのでその辺を重視される方には不向きでしょうか。
 天草・豊臣・徳川・天海はフレーバーテキストで名前だけ出てくるけど、それ以外で描写は特になかった。英霊剣豪・ぐだぐだ・大奥あたりのメンバーってやっぱり期待される方が多いと思うので一応。もしその辺のキャラを期待していて悩んでいる場合はDLCの情報待ってから判断してもいいかもしれません。まあ現状だと誰がでるかさっぱりわかりませんので、過度な期待も禁物だと思いますが。

#型月感想

型月関連,サムライレムナント

■クラススコア実装から数日目の雑感

 2023年6月オーディール・コール0クリアでクラススコアが解放されました。
 まだ解放まで進めていない、エクストラクラスが解放されきってないから様子見という方もいらっしゃるかと思います。私は実装と同時に強化に手を付けているので、気付いたことなどいろいろ書いてみようと思います。もし参考になれば幸いです。


◆どのクラスからあけるべきか
 これに関しては基本かつ無難に
  • 推しのいるクラス (何よりもこれを一番おすすめしたい)
  • 90++などで活躍させているアタッカーのいるクラス
  • とりあえずバーサーカー
  • (エクストラクラスを上げたいなどの理由で)様子見

で良いかと思います。私は推しのノッブのいるクラスでまず弓狂讐の3択、讐を含むエクストラⅠが現在開けられないのでバーサーカーにしました。弓ノブを巡霊の祝祭で手に入れたばかりで完全体を目指してる方は先にアーチャーを選んでもいいかも。戦闘に参加させず後衛で絆上げするだけなら他でいいです。

 クラススコアの強化要素は威力アップ・クリアップ中心です。回避・耐性・NPチャージ・NP獲得力アップなどギミックに関わる要素はほぼありません。ですのでスキル使用が主な役割のサーヴァントだと恩恵が少ないです。性能で選ぶ場合はここは注意すべき部分かなと思います。


◆どういう順番であけるべきか
 私の場合最終的に全部あけるからとあまりにもテキトーに進めてしまった為、反省点がちらほらと出てきました。左下エリアから埋めるような形で進めることにしたので、効果や素材の配分はまるで考えませんでした。

 スタート地点から近いサイン(マス)ほど素材が軽く、遠くになるほど重いです。そして現時点で限りあるトーチも必要になります。
 やっているうちに「律義に埋めるのではなく解放しやすいサインを優先して、数をこなした方がいいのでは?」「効果の高いサインを優先してあけた方がいいのでは?」と考えるように。どの道全部あけるつもりなので無駄な悩みと言えばそうなのですが、早い段階でできるだけ高い効果を得たいなら意識すべきでした。

 例えば令呪を使わないまたはデスチェンジを使う場合、令呪励起[令呪使用時に対象の攻撃力と防御力10%up(1ターン)]は不要です。信勝や卑弥呼やキャストリアのような補助宝具では宝具威力アップは何の効果もありませんし(※バゼットさんのカウンターには効果ある)、アーラシュの火力の底上げを目的とする場合Extra Attackカード性能アップが必要になるケースは稀です。このようにプレイスタイル・サーヴァント次第では合わない効果もあるので、それらが分岐先や最奥にある場合は優先度を下げて良いかと思われます。

 ようするに効果をよく確認しようという話です。とにかくテキトーにあけるのだけはやめようねマジで。まあクラス全体に効果が得られるものだから1騎のためにガチガチにこだわる必要はありませんし、なんだかんだで推しアタッカーのカード色と宝具アップ優先するくらいで大丈夫じゃないかと。最低限開放するだけなら宝具威力アップまで最短ルート一直線もありです。


◆やっておくべきこと
 なによりもクラススコア開放までのオーディール・コール0に到達すること。そして可能な限り毎日ログインしてストーム・ポッドを消費したいところです。
 最序盤はミッション報酬分の星光の砂が多めに貰えるので全体の1/5~1/4くらい進められますが、それが無くなると1日30個だけでこつこつ進めることになります。1クラス全部あけるには6680個必要ですので、なるべく取りこぼさないようにしたいです。リリース記念の砂もあったので今後も期間限定入手はありそう。
 ポッド周回とイベント周回の両立が大変な時はイベント優先で。配布鯖やコマンドコードを確保する方が大事です。
 各種トーチは今の様子だとミッションと高難易度とシナリオクリアしておけば大丈夫。

 ツアーロック(鍵がかかってる部分)の解放にはトーチのほかにミッションをクリアしていることが前提となります。ミッションは「該当クラスのレベルを2000回強化」「該当クラスの絆レベルを合計170にする」などがあります(エクストラクラスはノルマ半分)
 絆レベル5が30騎でも合計150なので、ごく一部しか育ててない場合足止めされます。好みじゃない・弱そうと思っても放置せずある程度は育成しましょう。ORT総力戦で戦力足りず急遽育成した人は足りない可能性が高いです。

 それと星光の砂以外も素材を結構消費させられます。特にモニュメントは各クラス500必要です。イベントのショップでもモニュメントとピースはスルーしがちなので、今後は強化したいクラスに必要なモニュメントだけでも交換していくのがおススメ。


◆改善してほしい点
 星光の砂1日30個はあまりにも少ない。そして白紙化地球のAP40のクエスト1日3回はかなりきついです。
 新素材の落ちるフリクエ約6周分の損失になるし、青林檎作るにも微妙。ミッションとの両立、シナリオ攻略中やイベント開催中も煩わしく感じると思います。
 イベント頻度も減ったのに新素材がイベントでドロップするのも遅いし、クラススコアという素材使うコンテンツ増えたのにこの周回しづらさはキツいから、何か対策をしてほしいです。

 白紙化地球のクエスト自体は絆や戦利品がうまいです。人によっては午前1ターンで周れるクエスト3回→午後青林檎農家だけでログインもデイリーも済ませられるので、人によってはいい環境になったかもしれません。一長一短ですね。

#FGO #攻略

型月関連,FGO

■今振り返るFate/stay nightアニメ

 まずはじめに、この記事はFGOを始めて間もない頃(2017年)に見た感想をサルベージしつつ、原作(PC復刻版)もプレイ済みの状態+最近の型月作品の話も交えて大幅に書き直した記事です。

 TVアニメDEEN版stay night、結論から言うと良かったと思います。ただ2006年のアニメなのでさすがに古さを感じました。
 序盤の学校などの日常シーンはいかにも昔のギャルゲーってノリだった。まあ部分的にはそういうジャンルでもあるし…。でも藤ねえ出てるコミカルな場面も最近(衛宮ごはんなど)はこういうノリじゃないよね。

 これはどうしようもないんだけどFGOをやってたら(やってなくても作品の規模が大きくなりすぎた為)英霊達の真名など分かっているから、セイバーがエクスカリバー撃って一人目のサーヴァントを倒して、セイバーの真名知るのに1クールもかかったのは冗長に感じました。でも当時原作知らずにリアルタイムで見てたらテンション上がる展開だったと思うので、あくまでも今の感想かもだなー。

 ufoのFateシリーズに比べると残念な出来みたいに言われてたのでどんなんだよと思って見てみたら、全然そんなことはありませんでした。確かにufoに比べるとパッとしない気がしますが、当時のアニメ基準でいうと充分作画綺麗だし概ね原作通りですよね。実際めちゃくちゃDVD売れたみたいですし、それも納得です。権利関係が別だから紹介されづらいだけなのに、それを公式から黒歴史扱い受けてると誤解されてるのはよろしくない。型月展では紹介されてるから黒歴史ではありません。

 内容はアニオリキャスター編の追加が一番大きく、あとは細かい違いや省略された部分があるくらいで、原作プレイした時アニメ想像以上に忠実だったんだとビックリしました。ゲーム原作って別物になりがちだしさ…。さすがにエロゲシーンも全年齢に変わっていましたが。
 原作だとキャスターはセイバールートだとチラっと出てギルガメッシュに倒されて何だったの今の!?って感じだったし、桜ちゃんも冒頭だけで終わってしまうので、そりゃ他ルートの話も混ぜつつオリジナルで出番作るよ…って感じ。DEEN版は他ルートのアニメ化決まってないのに対して、ufo版のUBWはHF決まってて他ルートのフォローがいらなかったから、それで比較するのはフェアじゃないなーって思います。
 それと今の時代の価値観だと「セイバーは女の子なんだから戦っちゃだめだ」がちょっとダルい。これは士郎が惚れた女にだから言ってしまうんだなってのもあとから分かってくるんですけどね。逆にHFの桜ちゃんは非処女だったり黒桜部分が当時あまり受け入れられてなかったのに、今は人気になったのも時代だなーって感じます。UBWは凛ちゃんが自立してるから今後も評価安定してそう。

 マーリンやモードレッドが違うのも今見ると面白い点ですね。割と普通の槍のロンゴミニアドとか。今のロンゴミニアド、モーさんの腹にでかい風穴あけてるもんな…。そういう変貌があることに対して、声優陣がDEEN版から今までほぼほぼ変わってないところがまたすごい。あと桜ちゃんの例のボンテージ、LB7のキングプロテア・オルタでもボンテージ着せてるから本当にやりたかったことだったのね…って驚きがある。
 そしてラストのベディヴィエールが王を看取る場面で泣いてしまったよ。これに関してはFGO6章プレイしてからのが感動するんじゃないかなぁ…。原作プレイした時も同じ場面で号泣した。もちろん士郎との愛と答えを得て安らかに眠るアーサー王への感動もあるんだけど、聖剣を返したベディ…ってなっちゃったんだわ。

 いつかufo版セイバールート作られる日が来たら設定や映像などアップデートされて、DEEN版今以上に咀嚼し辛くなりそうなのでノイズが少ない内に見ておいた方がいいかもしれません。今からすると古く感じるだけで名作なのですから。私もまた見返したいです。

#型月感想

型月関連,staynight,アニメ


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